ポテロングpresents「dream party2」(7月4日・夜の部)at Shibuya O-East(18:15〜20:10)

セットリスト
M1 SUBPAIN
M2 Private wars
M3 EVER AND EVER
M4 HELLO GOODBYE
M5 I BELIEVE IN DREAMS
M6 access to love (阿部・高本・中島・西田・山本)
M7 brave (橘・長谷部)
M8 NIGHT OF FIRE
M9 reality
M10 Our Time
M11 solve
M12 Breakin' out
M13 Yourself

Ec1 King & Queen
Ec2 Hideaway
Ec3 Identity -prologue-
Ec4 I love dream world〜世界中のしあわせを歌おう〜

WEc Movin'on


全3公演中の千秋楽。
3回とも同じ会場でありながら、日程は何故か飛んでいて、初回が先週26日の夜公演
あとは本日の昼・夜公演というスケジュールでありました。


元on air EASTだった今回のハコ・・・キャパはおよそ1300人とのコトですが、
最終公演は、ほぼ満員という状況だったと思います。
今回、かなり良番のチケットを持っていたので、特に努力する事無く
最前列に近い位置に陣取るコトが出来ました。
途中、かなり揉みくちゃにされるシーンもありましたが、
結果としてとてもアクティブに(笑)ライヴを楽しめたと思っております。


セットリストをご覧頂ければ判りますが、
今回は選曲にこだわったステージであったと言えます。
今まで「封印されていたのかな?」と思わせるような、
3人dream時代の佳曲を惜しげもなく披露してくれました。
特にM6「access to love」などは、極めて初期の楽曲である上に、
3人dreamの時代にも ライヴではほとんど歌っていないナンバーであり、
そんな楽曲を新メンバーの5人が健気に歌ってくれたコトで、
何とも言えず感慨深いものがありました。
この選曲には布石としての意味があり、3人時代の楽曲の中から数曲を選び
新バージョンとして、7人で歌うCDの発売が予定されているとのコト。
もうひとつ・・・新メンバーの5人は、高校1年〜2年生。年齢にすると15〜17歳。
対する橘・長谷部のお姉さんチームは、今春に高校卒業を果たしました。
私のような年長者にとっては、どのメンバーも若くてキュートな女のコですが(笑)
そうは言っても、現役とOGでは越えがたい壁があるのもまた事実
2年前に松室麻衣が卒業した時には、幼さの残る妹分といった感の強かった二人が
もうすっかりお姉さんの貫禄と色気を兼ね備えています。
そんな二人にとって、M4「HELLO GOODBY」の様なカワイイ楽曲が歌えるのは、
今回が最後なのでは 無いかな?とライヴを観ながら強く感じました。


dreamのオリジナルライヴとしては、ほぼ一年ぶりとなる今回
メンバーそれぞれ、かなりのスキルアップを見てとれました。
そんな中、著しい成長を感じられたのが“06 西田静香
特にダンスには目を見張るモノがありました。
途中、椅子を使ったシーンでは、柔らかさとシャープさをマリアージュさせた
妖艶なダンスを披露してくれました。
肝心なヴォーカルも、まだ完璧とは言えませんが、ずいぶん聴ける様になったと思います。


私見として、dreamというユニットに強く感じるコトは「中途半端」な立ち位置。
3人時代は、歌で攻めるのかヴィジュアルで攻めるのかハッキリとしていなかったし、
今は今で大人びた楽曲で行くのか、アイドルポップスで行くのか。
相変わらず、定まってないなぁ〜っていう感じが強くします。
こう書くと否定的な意見だと思われそうですが・・・
私は、そんなファジーなポジションの彼女達が大好きなのであります(笑)
だって・・・元々ポップスの立ち位置なんてそんなモノだと思うし。
ライヴで「P・P・P・h〜!」とかやるとキモチいいし(爆)
それでいて、楽曲は一定のクオリティを持っていて。
ヴォーカルはリーダーがシッカリ歌い上げてくれて。
そんなdreamという存在が私の音楽癖には実に良く合うみたいです。


この夏、dreamはライヴ・イベント・ミュージカルなどなど
学生のメンバーには、ちょっと可愛そうな位スケジュールが詰まっています。
どうやら、またも彼女達から目が離せそうにありません。
ご拝読ありがとうございました。


2004.7.5  文責:tempest@


ライブレポ!選択ページへ  TOPページへ