2003年2月6日(Thu)
『STARRY EYED Vol.0』 −The ROCK GROOVE− at morph-tokyo


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『STARRY EYED Vol.0』 −The ROCK GROOVE− at morph-tokyo with JARRING&Milk Tea

セットリスト
M1「プライベートワールド」
M2「いまさらクーデター」
M3「シンカノカテイ」
M4「くらげ(初披露曲)」
〜MC〜
M5「手の中の月(初披露曲)」
〜MC〜
M6「はこぶね」

個人的には今年のライブ始め
今のイチオシであるmuseeを観る為に、夜の六本木へ
今回の対バンは、すべて紅一点ユニット。
そんな中、珍しくトップバッターのmusee。
Morphのステージは緞帳のかわりにスクリーンがあり、その裏でせっせとメンバーが
セッティングをしているのが見える。
オーディエンスの我々も、合わせるようにテンションがあがっていく。

いつものMCが鳴りやみ、いきなり私のフェイバリットナンバーであるM1「プライベートワールド」
いつも乍ら、とても表情豊かに歌うのが印象的である。
この日の彼女の衣装、いつになくセクシー!!
黒のキャミソールに、かなりタイトなスカートといういでたち
本人曰く「賛否両論」だそうであるが・・・私個人はとても良いと思う(笑)

毎ライブ必ず歌うパンキッシュなM2、ポップなM3と一気に飛ばし、初披露曲のM4「くらげ」
そのタイトル通り、浮遊感を感じさせるナンバー。
後打ちのシンバルが軽快なリズムを刻む、聴きやすい楽曲であった。

MCをはさみ、M5「手の中の月」、ミディアムテンポのポップなナンバーなのだが
歌詞がとてもスイート。ワンコーラス聴いて、見事にハマってしまった。
恐らくは、付き合って少し時間がたった相手に対する想いを描いた歌詞だと想像するのだが…。

「ほのかなひかり まとったあたし」
「ウズウズと歩きだす 傷つくためじゃない」
「今ならどんな運命だって 引き受ける覚悟です!」

ちょっと泣きそうなくらい、甘くせつない歌詞とメロディーが最高である。

ラストはバラードのM6「はこぶね」
今までトップナンバーになる事が多かった曲だが、今回はココに納まる。
シットリと想いを込めて歌いあげる。
あっという間の6曲、30分あまりのライブ。
正直、オーディエンスは多いとは言えなかったが、
museeシンパは回を追うごとに確実に増えて来ていると言える!
驚いたのは、男性に比べ女性のファンが著しく増えたこと。
Vo.の永井にとって、見る目の厳しい同性のファンを持つことは、
とても心強いのではないだろうか?

初めてmuseeを知った新宿MARZからちょうど1年。
その間に参加したライブの数7回。
この夜が、私にとってはベストライブだと思う!
他のバンドのライブもすごくパワフルで良かったが、
私にはmuseeの音楽が もっともココロに染みていく。
ポップでカラフルで、そしてハートフルで…。
俗な表現しか出来ない自分が悲しいが、とにかく心ある音楽をやってくれる
そんなユニットだと断言したい。

当日配られたアンケートに「メンバーにメッセージを」とあったので、
この場を使って各位にお伝えして、このレポートの〆めとさせて頂きたいと思う。
(アンケート通りに、あえて敬称略・カタカナ表記とさせて頂いた)

シバヤマ テツロウ(Eg.)
閉演後、ご挨拶下さりましたね(笑)
シバヤマさんのハモ、museeの音が厚くなってすごく良いと思います!

カワハラ ゴウ(Eb.)
特に「プライベートワールド」とか、わかり易いベースラインゆえに
ゴウさんのベースがすごく生きていると思います!

マエダ ユウキ(Dr.)
いつも張り切っている感じが好きです!(笑)
バラードの時の枠打ちがカッコいいなぁ〜

カリノ ノブヒロ(Key.)
お世辞抜きで、museeの50%はカリノさんのピアノが生み出していると思います!
良い意味でいつも冷静なステージング(笑)
これからもお続けください。

ナガイ マイコ(Vo.)
マイコさんの歌詞をちょっとお借りして・・・。
「今ならどんな運命だって 引き受ける覚悟です!」
必ずしも前は見えていないけれど、頑張っているmuseeに対する私の想いです。
いつもいつも・・・ありがとう!!

ご拝読ありがとうございました。



2003.2.11 文責 tempest@