● インチキするな。
1 公正、透明、自由な企業間競争を行う。
・ 同業者間や業界団体で、商品又は役務の価格、生産量等についての
協議・取り決めをしない。
・ 同業者間や業界団体で共同して、特定の事業者や新規事業参入者との
取引を拒絶しない。
2 会社の正当な利益に反して、自己や第三者の利益を図るような行為を行わない。
・ 会社と従業員との取引や、会社と従業員の友人・親族との取引は、
会社の正式な手続きを経ない限り行わない。
・ 領収書を改ざんしたり、会計帳簿に虚偽又は架空の記載をしたり、
簿外の資産を築かない。
・ サンプルCD・DVD・ノベルティや会社の備品を個人で使用したり、
売ったりしない。
● 弱いものイジメするな。
1 従業員の人権を尊重し、差別につながる行為を行わない。
・ 職務権限などを背景に部下に対して無理難題の強要、私生活への介入等の
パワーハラスメントをしない。
・ 職務権限などを利用して、性的な嫌がらせをすること等の
セクシャルハラスメントをしない。
2 取引先に対しては、良識と誠実さをもって接し、公平かつ公正に扱う。
・ 下請け業者や取引先への支払を無理に遅らせたり、契約を突然キャンセルしない。
・ 下請け業者や取引先から無理な協力を要請したり協賛金をとらない。
● 人の金で遊ぶな。
取引先等と健全な商慣習や社会的常識を逸脱した交際をしない。
・ 会社の経費で遊ばない。
・ 取引先との間で、一般社会的な常識の範囲から逸脱する接待・贈答をしない。
・ 過度な接待やバックマージンを受けるなどして取引先にたからない。
● ウソつくな。
1 企業情報を的確に開示する。
・ ウソやごまかしの報告や伝達をしない。
・ お客様、お取引先、株主、投資家等のステークホルダーに対し
適宜適切に企業情報を開示する。
2 適正な宣伝・広告をする。
・ 過度な景品付き販売を行ったり、一般消費者に対し誤解を招くような
誇大な宣伝広告活動を行わない。
● 勘違いするな。
法令を遵守し、社会規範を尊重する。
・ 自分たちだけが特別だと思って行動するな。
・ 国内外の法令を遵守しなければならない。
● 無駄づかいするな。
環境問題の重要性を認識し、会社の資産は有効に活用する。
・ 不必要なサンプルCD・DVD・ノベルティを大量に作らない。
・ 無駄な資料を大量に印刷しない。
・ 他人の時間を無駄にしない。
● 真似ても盗むな。
1 自社の知的財産権を保護し、他者の知的財産権を尊重する。
・ 会社の著作権、特許権、実用新案権、意匠権、商標権等の知的財産権は
適切に利用し、その権利の保全をする。
・ 他者の知的財産権を無断で使用しない
2 営業活動において、不正な手段は用いない。
・ 窃盗等の不正な手段により他社の営業秘密を取得・使用しない。
・ 不正な手段により取得されたものであること、または
そのおそれがあることを知りながら、他人の営業秘密を取得・使用しない。
● 「力」に頼るな。
1 市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力及び団体との関係を持たない。
・ 会社の利益を図るために、反社会的勢力を利用しない。
・ 反社会的勢力などから不当な要求を受けた場合、
金銭等の授受による解決を図らない。
2 政治、行政と透明度が高い関係を構築する。
・ 政治家や役人に賄賂を渡さない。
● 抜け駆けするな。
1 仲間に支えられている自分、仲間を支えている自分を意識する。
・ 自分だけの手柄にしない。
2 インサイダー取引をしてはならない。
・ 業務遂行上、当社や関係会社または取引先の内部情報を知った場合は、
その情報が正式に公表されるまでは、
それらの会社の株式・社債等を売買しない。
● 仲間を裏切るな。
1 信用・信頼・名誉を損なう行動や発言をしない。
・ お客様・お取引先・株主・同僚・アーティスト・タレント
クリエイター等からの信頼を守る。
2 企業秘密・個人情報は適切に管理し、無断で会社外に開示・漏洩しない。
・ 自社及び他社の企業秘密は適切に管理して、予期せぬ漏洩を防止する。
・ 自社の保有する個人情報は、適切に管理して、
許された利用目的以外の目的には使用しない。
● チームとしての誇りを。
1 従業員が働きやすい職場環境を実現する。
・ 従業員が安全で働きやすい職場環境を確保するとともに、
各従業員の個性を尊重し、一人ひとりが創造性を発揮できる企業風土を目指す。
・ 意味のない過度な労働、残業を強いるような業務の押しつけはしない。
2 「良き企業市民」として、積極的に社会貢献活動を行う。
・ お客様に感動を与える音楽、映像その他様々な商品やサービスの提供により、
心豊かな社会の実現に貢献する。
・ 地域社会との交流を深め、良好な関係を構築し、地域社会の一員として
地域の発展に貢献する。
● そして、才能に愛と賞賛を。(決して嫉妬ではなく)
役員は、本規範の精神を実現することが自らの役割であることをよく認識し、
率先垂範の上、社内に徹底するとともに、従業員を始めとする
関係者に周知徹底します。
万一本規範に違反する事案が生じたときは、社長を先頭にして会社を挙げて
問題の解決に当たり、原因の究明、再発の防止に努めます。
さらに、生じた事案について、社内外に対し、迅速かつ的確な情報公開を行い、
その説明責任を果たすとともに、社長を含め関係役員を厳正に処分します。